今回はペンギンカフェを。
自分が最初に聴いたアルバムは
ヒットした2ndの『Penguin Cafe Orchestra』でした。
'81年の作品ですがリアルタイムではなく
確かWAVEで働いていた頃に聴いた覚えがあります。
その時の印象は「ちょっとひねった避暑地のBGM」
グループ名にCafeが付いていたのも
そのイメージに多少影響があったかもしれません。
で、特にほかのアルバムを聴こうという気にもならず
最近まで放置していたのですが
例のテレワーク時に流すものを探している時に
思い出してAppleMusicで聴き直してみました。
まあ印象は変わらず(笑)
ただサブスクは手軽に他のアルバムも聴けるので
試しに1stを聴いてみると・・・これが凄く良い。
とりわけ2nd以降では目立たないエレピが気持ちいいです。
この1stはENOの主催したオブスキュアシリーズからリリースされたもので
LPで言うA面は2nd以降の音に近い曲もありますが
確かにオブスキュアというか音がもっと実験的。
A-8のような静謐な音に「おや?」と思ったりします。
そしてB面。
ちょっとAnthony Phillipsにも通じるアコギから始まるB-1
軽い倦怠感が心地よいB-2
個人的にはこの路線の方が2nd以降の音より全然魅力的なんですが
一般受けはしないのも分かるのでまあ仕方ないですね・・・
ただテレワーク中に流すネタが一つ増えたのは収穫でした。