今回はSteve Kuhnを。
ECMでの作品が有名なようなので
漠然としたイメージ(ちょっとフリー系の耽美派)は持っていました。
ただ実は実際に音を聴いたのは最近になってから。
それも最初に聴いたのはECMではなく
'66年にImpulseからリリースされたOctober Suiteです。
ピアノトリオにA面は弦楽四重奏、
B面は木管四重奏という編成の作品。
前衛とまではいかないバランス感が
絶妙に気持ちのいい音でした。
VIDEO で、がぜん興味が出てきたので
当然のようにECMの作品も聴いてみる流れに。
聴くまでは前述のように「耽美派」というイメージでしたが
これがまた聴いてみてビックリ。
ジャズロック、というかプログレじゃん(笑)
AppleMusicで聴いたのは'70年代にリリースされた
Non-FictionとTrance。
この項を書いた時には見つからなかったのですが
今探すとサクッと出てきた・・・。
というわけでTranceからタイトルトラックを。
VIDEO ピアノは勿論ですがベースの醸し出す浮遊感が快感。
時系列的には順序が逆になりますが
続いては'71年にリリースされたセルフタイトルのアルバムから
冒頭の2曲を。
ECMではなくBuddahからのリリースです。
ジャケがどことなくジャーマンプログレっぽいw
VIDEO 1曲目いきなりエレピですねー。
Ron Carterのベースもカッコイイ^^
そして2曲目。え?ヴォーカルもの?
これもストリングスが入ってるんだ?と思ったら
October Suiteと同じくGary McFarlandの作・編曲でした。
このアルバムはAppleMusicでは未配信。
むー、ストリーミングでちゃんと聴きたいぞ。