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先月、Revolverのスペシャルエディションがリリースされました。
George Martinの息子がリミックスした正規14曲以外にも
おいしい音源が山盛り。
一部はAnthologyで既出ではありますが
今回のリリース前にまず公開されたのは
Johnの仮歌デモ版Yellow Submarineと
Got to Get You into My Lifeの2nd ver。
Got to~はホーンパートがギターで
コーラスもほわわ~んとした感じが面白かったです。


で、欲しいことは欲しいんだけど5CDはお財布事情が・・・
(でも同時に発売されたTシャツは買いましたw)
body_225137.jpg
などと思っていたらApple Musicでアップされて助かりました(笑)
いやー、サブスクありがたい。マジで。
中でも興味深かったのがAnd Your Bird Can Sing。
これ、AnthologyにJohnとPaulが笑いまくってる初期ver.が
収録されているのですが
今回はちゃんと歌っているver.も収録されてました。

Anthologyの時はとにかく爆笑の印象が強かったせいか
他の部分にはあまり注意が向かなかったのですが
今回のver.で改めて聴いてみるとまず注目されるのはギター。
正規ver.ではファズギターがリフを弾いていますが
この初期のver.ではGeorgeの12弦ギターが
全編にフィーチャーされています。
いや、これってかなりBYRDSっぽい、てか
曲名にBirdが入っているし・・・あれ?
BYRDSは「I」ではなく「Y」ですが
そもそもこのバンド名の由来もはっきりしておらず
BYRDというのも古楽の作曲者で
William Byrdという人(大好き)がいたり
月のクレーターの名前だったり、という程度で
そのへんが由来になっているとはちょっと思えない。
とするとBIRDSにするのをひねってBYRDSにした、
というところではないかと。
BEATLESがBEETLESにしなかったようなものでしょうか(笑)
BYRDSがデビューしたのはRevolverリリースの
前年である'65年。
12弦ギター自体はGeorgeがHard Day's Nightの時に
既に使ってますから
RevolverでRoger McGuinnをパクったわけではないと思いますが
BIRDが入っている曲で面白がってBYRDS風にしてみたというのは
ありえるんじゃないかなーなんて思ったりしました。
お蔵出し音源はこういう想像が出来たりするところも
楽しみのひとつですね。
2022/11/30(水) 04:54 music PERMALINK COM(0)
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