先日Ozzyが亡くなったからという訳でもありませんが
今回はハードロック(以下HRと略)繋がりで
LED ZEPPELINについて。
BLACK SABBATHは後のバンドに与えた影響という面で
突出した存在でした。
もちろんリアルタイムの70年代でも
Sabbathは人気のあるバンドではありましたが
当時のHRで別格だったのは
やはりZeppelinとPurpleだったように思います。
その後にSabbathとHeepが続く、という感じ。
ただ、当時の日本ではそのような位置付けでしたが
世界的にはZeppelinの方がPurpleより格上というのが
実際のところでしょう。
以前書いたように自分がHRに本格的に目覚めたのは
PurpleのBurnがきっかけでした。
で、そうなると当然Zeppelinも気になります。
そして中3の時に最初に買ったのがII。

ジャケのカッコよさと帯の「最高傑作」という言葉に
釣られた感が強いのですが恥ずかしながら正直に書くと
その時は良さが解りませんでした^^;
HRというのはPurpleのような整然とした音
というイメージを持って聴いたのも
原因だったかもしれません。
これも先日亡くなった渋谷陽一が
HRの事を「暴力衝動を昇華させた音楽」
といったニュアンスで語っていましたが、
それに準じて表現するなら
Zeppelinは拳でボコボコ殴るのに対し
Purpleはナイフで切るような感じ。
銃器に例えると大砲のZeppelinと
機関銃のPurpleといったところでしょうか。
これは楽曲も勿論ですが
ドラマーのスタイルからの印象が強いかも。
で、次にZeppelinを買ったのは
当時の最新作だったPhysical Graffiti。
これも当時の自分が好きだったHRの音ではなくて。
今にして思えば最初に1stかIV、
あるいは聖なる館あたりを買っていれば
また印象は違ったのかもしれません。
特に1stは分かりやすいHRアルバムなので
当時の自分におススメするならコレでしょう。
CRIMSONも最初に聴いたのがIslandsだったしなあ(笑)
あとIVのA面も分かりやすいし
聖なる館はSong Remains the Same~Rain Songが最高。
そのZeppelinが2007年に行った
トリビュートコンサートを2012年に映像化したのが
祭典の日~Celebration Day。
解散後のPageのヘロヘロぶりを散々目にしてきたので
リリース当時は買わずにいたのですが
先日たまたまApple Musicで聴いてみるとビックリ。
ちゃんとギター弾けてる Σ(・□・;)
いや、皮肉でもなんでもなく驚きました。
もちろん全盛期と比べると雑なところはありますが
Atlanticの40th Aniv.ConcertやARMSの惨状を思えば
ステージ裏で誰かが弾いてる?って勘ぐる程(笑)
あとこの時のギターの音が好みでした。
コンサート2曲目のRamble Onとか
スタジオ版(件のII収録)よりハードでカッコイイ。
もっと早く聴けば良かった^^;
なんだか中途半端な文になってしまいましたね。
何を書きたかったのかというと
結局はJimmy Pageを見直した・・・という事?w
冒頭でOzzyの訃報について触れましたが
このブログも誰かの訃報で書くケースが多いのは
自分がリアルタイムで愛聴してきたミュージシャン達が
そういう年齢になっているわけで。
それどころか先日は同い年のJohn Sykesまで
亡くなってしまいました。
・・・おいおい、他人事じゃないぞ ><