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いわゆる「3大ギタリスト」と称される
E.Clapton、J.Beck、J.Page。
screen-shot-2015-12-10-at-19-43-21.png
日本人が好んで使う括り方と思っていたのですが
先日Barksで読んだOzzy Osbourneのコメントにもあるように
この3人は海外でも特別扱いされているようですね。
https://www.barks.jp/news/?id=1000223485
因みにRolling Stone選出のギタリストTop100でも
3人揃ってTop5に入ってました。
参考までに以下がTop10です。
1.Jimi Hendrix
2.Eric Clapton
3.Jimmy Page
4.Keith Richards
5.Jeff Beck
6.B.B. King
7.Chuck Berry
8.Eddie Van Halen
9.Duane Allman
10.Pete Townshend
イギリスの雑誌だったら結果も微妙に違いそうな気もしますが
ジミヘンの1位は順当ですよね。

Claptonがギタリストとして弾きまくっていたのは'60年代。
'70年代の時点で既に「レイドバック」してました。
'90年頃のUnpluggedあたりでヴォーカリストとしての認知度も上がり
その頃の雑誌に載ったClaptonの来日公演にまつわる投稿で
ライブを観に来ていた女性が
「クラプトンってギターも上手いのねー。ステキ」と喋っていたという
怖ろしいエピソードも(笑)
Blues Breakers時代から「神」と呼ばれていたClaptonですが
ギタリストとしては良くも悪くも変わらず安定している感じ。
2000年あたり以降は好きなことをマイペースでやりながら
Creamでの再結成ライブのように時おり過去を振り返ったりと
人生の締めくくり的な活動をしている印象が強いです。

PageはZepp時代からギタリストとしての腕前は
下手と言われる事がありました。
「ケチ」で「ギターが下手」というのは
当時Pageの定番ネタだったくらいです(笑)
Yardbirds前のスタジオミュージシャン時代は
安定したテクニックに定評あったようですが
Zeppが解散して10年も経たない
Atlanticの40周年コンサートのヘロヘロさは
正直観ていて辛いものがありました。
Pageはテクニックではなくギターリフおよび楽曲で
評価されるべきミュージシャンだと思います。

でBeck。
一番現役感があるのはやはり彼ではないでしょうか。
調べてみると今年で78歳になったようですが
いまだに音が尖っているのは驚きです。
ここまでの書き方でもバレバレかもしれませんが
自分が一番好きなギタリストがBeckです。
ライブも3回行きました。
これはライブは滅多に行かない自分としては最多回数ですw
大学時代に観た80年の武道館が最初でしたが
アンコールでミニギターを弾いたのが一番印象に残ってます。
気難しい人という印象だったのがこんな一面もあるんだーと。

実は今回のブログはJeff Beck Group 2期のキーボードである
Max Middletonについて書こうと思ったのですが
3大ギタリストを前置きにしようとした結果
予定を超える長文になってしまいました。
という訳でMax Middletonについてはまた別途^^;

最後に当時「夢のコンサート」と呼ばれたARMSコンサートを。
このラインアップは興奮したなー。

でも今見返すとPageのギターが既にかなりヤバい(笑)
2022/08/19(金) 22:48 music PERMALINK COM(0)
今回はぐっと趣向を変えてアニソンで(笑)

幼稚園~小学生の頃の白黒だった鉄腕アトムや鉄人28号から
アニメは好きでしたが、使用された曲を好きになったのは
おそらくこの曲が初めてだと思います。

中3の時に放送されていたキューティーハニーのED曲。
ベタ塗りされた学芸会的な背景(笑)は本編も同様なのですが
これがまた妙に好きだったりします。

その後も中3の時のヤマト、大学時代のマクロスなど
学生時代はアニメも単発で見ていましたが
社会に出てからは御無沙汰するようになりました。
結婚し娘ができ、その娘と一緒に子供向けアニメを観る程度。
ただ「カードキャプターさくら」は面白かったです^^
それがまた復活したのはバンドを題材にした「けいおん!」が
きっかけです。
女子高生のまったりとした軽音楽部の日常と
意外としっかりした楽器類の描写にハマりました。
ED曲のC/WではあきらかにRainbowをネタとしたこんな曲も。
特にドラムとかまんまCozyですw


で、今回のお題は「アニソン」。
深夜アニメ枠で最初にハマった曲も
バンドものという事でやはり「けいおん!」か?というと
実は違ってまして(笑)
けいおん!より前、まだ深夜アニメを観る習慣がなかった頃に
たまたま深夜枠でテレビを見ていた時に出会ったこの曲です。

ストラトスフォーのOP曲。
アニソンで高揚感を覚えたのはこの曲が初めてかもしれません。
この曲でメロキュア、そして岡崎律子さんを知りました。
岡崎さんについてはメインブログで書いたことはありますが
機会があればこちらでも別項で書きたいと思います。

長くなりそうなので最近の曲についてはまた後日。
2022/08/13(土) 21:01 music PERMALINK COM(0)
今回はテレワーク中に見つけたバンドでFinnforestを。
バンド名から連想できる通りフィンランドのバンドです。
グループ名はFinnが「フィンランドの」とすると
「フィンランドの森」(ノルウェーの、ではない笑)なんでしょうか。
アルバムは70年代に3枚。
finnforest
これは1stと2ndを2in1にしたCDのジャケットですが
非常に雰囲気ありますね。
CDの内容はJazz Rockなのですが実は今回取り上げたいと思ったのは
同じくフィンランドのElonkorjuuというバンドとの
カップリングでリリースされたライブアルバムの収録曲。
オリジナルアルバムには未収録の楽曲です。

まずイントロのエレピの音。
これだけでもう部屋の温度が数℃下がったような錯覚を覚えます。
南方のバンドには出せないだろうなーと思える、
この冷やりとした質感が気持ちいい。
更に中盤ではオルガンがCaravanのD.Sinclairのような
ソロを披露してくれます。
オリジナルアルバムの曲も悪くはないのですが
個人的にはこのライブの曲が一番でした(笑)
2022/07/27(水) 04:26 music PERMALINK COM(0)
今回はペンギンカフェを。
自分が最初に聴いたアルバムは
ヒットした2ndの『Penguin Cafe Orchestra』でした。
'81年の作品ですがリアルタイムではなく
確かWAVEで働いていた頃に聴いた覚えがあります。
その時の印象は「ちょっとひねった避暑地のBGM」
グループ名にCafeが付いていたのも
そのイメージに多少影響があったかもしれません。

で、特にほかのアルバムを聴こうという気にもならず
最近まで放置していたのですが
例のテレワーク時に流すものを探している時に
思い出してAppleMusicで聴き直してみました。
まあ印象は変わらず(笑)
ただサブスクは手軽に他のアルバムも聴けるので
試しに1stを聴いてみると・・・これが凄く良い。
とりわけ2nd以降では目立たないエレピが気持ちいいです。
この1stはENOの主催したオブスキュアシリーズからリリースされたもので
LPで言うA面は2nd以降の音に近い曲もありますが
確かにオブスキュアというか音がもっと実験的。
A-8のような静謐な音に「おや?」と思ったりします。

そしてB面。
ちょっとAnthony Phillipsにも通じるアコギから始まるB-1

軽い倦怠感が心地よいB-2

個人的にはこの路線の方が2nd以降の音より全然魅力的なんですが
一般受けはしないのも分かるのでまあ仕方ないですね・・・
ただテレワーク中に流すネタが一つ増えたのは収穫でした。
2022/06/12(日) 09:41 music PERMALINK COM(0)
プログレというと70年代中盤までが全盛期なのは確かで
MalillionやPendragon、PallasやIQ、といった
80年代に入って出てきたいわゆるPomp Rockは
先達(とりわけGenesis)の不出来なエピゴーネンという印象でしたが
90年代以降になってまた面白いバンドを見かけるようになりました。
最初に見直すきっかけとなったのは
プログレ本場であるイギリスではなくスウェーデンのAnekdotenです。
よく引き合いに出されるCrimsonとは確かに音的に近いですが
各楽器の緻密さはやはり本家に及ばず
ちょっと雑なクリムゾンという感じでしょうか。
ただ同時期に活動を再開してリリースされた本家のVrooomなんかよりは
こちらの方が断然好き(笑)
この曲なんかクレジットがFripp-McDonaldだったと言われても
納得してしまうような枯れた味わいの佳曲です。

同じ頃やはりスウェーデンでAnglagardという
これまたクオリティの高いバンドも出現したりと
新しい北欧プログレが面白い!という時期でありました。

ただその後はあまり琴線に触れるようなバンドとは巡り合えず
目ぼしい収穫と言えば10年ほど前に見つけた
Moon Safari(これもスウェーデンw)くらいでした。
こちらは前述の2バンドとはまた全然別のタイプで
とにかく明るく前向きな音なんですが
メロディのセンスがめちゃくちゃ秀逸。
プログレから歪さと暗さ(これが本当は肝なんですが)を除去して
気持ちいい部分だけを抽出したような感じです。


で、ようやく今回の本題(笑)
テレワークのおかげで音楽を流しながら仕事ができる環境となり
サブスクでApple Musicを利用するようになったわけですが
手当たり次第に検索してみると名前も知らなかったバンドが
出るわ出るわ。
もちろん玉石混交なわけですが、結構な拾い物もあったりします。
例えばこちらはイタリアのバンドIl Tempio delle Clessidreが
2010年にリリースしたものですが
keyの音とか70年代を彷彿させながらもどこかモダンでもあり。
なんとVoがムゼオローゼンバッハの人というのも驚きでした。


他にもこれまたスウェーデンで、Anekdotenとかより早くから
活動していたのに名前すら知らなかったIsildurs Bane。
生の弦楽器の使い方が気持ちいいです。


こうして新しくても自分の肌に合う音のバンドがいたのは
嬉しい驚きでしたが
唯一残念だったのが本家イギリスでコレ!というバンドが
なかなか見つからなかった事。
そんな中、先日ようやく良さげなバンドに当たりました。
それが今回書こうと思ったきっかけとなったThieves' Kitchen。
2000年前後から活動しているイギリスのバンドです。

21分(笑)長い!
もうちょいコンパクトに出来そうな気もしますが
音が気持ちいいので許しちゃいますw
女性Voもいい感じでプログレ女性Voの代表格Annie Haslamとかより
好みの声質かも。

そんな感じで最近はまた新しいバンドの検索が
楽しみの一つになってきました。
YouTubeで探すより遥かに効率よく探せますし
ちゃんとお金(¥980/月)を払って聴いているという
安心感(?)もありホントにサブスクさまさまですw
2022/03/19(土) 23:54 music PERMALINK COM(0)
自分がRockを本格的に聴き始めたのは中2の頃。
当時の洋楽を専門に扱う雑誌といえば
まずはMUSIC LIFEの名前が挙がると思います。
最初に買ったのは意外と遅く中3の'74年12月号。
ML.jpg
Rock初心者だった自分としては
知らない海外のミュージシャンの写真や情報が載っているだけで
確かに刺激的ではあったものの
写真に付いているコメントなどには
素人ながらもどこか違和感を覚えていました。
ぶっちゃけて言うならば酷くミーハー(死語?)で
洋楽版明星・平凡(この例えが分かる人は年配w)という感も。
編集者が女性ばかりだったのもあるのかもしれませんが
そのノリはちょっと馴染めませんでした。
少し後の時代のエピソードになるのですが
BURRN!を立ち上げた酒井氏はMUSIC LIFE在籍時代、
某女性編集者が書いたRATTのアルバムレビューの中の
内容と関係ない「ウォーレンも元気だ」にキレたらしく
そのへんの気持ちはよくわかります(笑)

話を'70年代に戻しますが当時の洋楽雑誌といえば
他に身近なものでは音楽専科がありました。
こちらを初めて買ったのはMLより早く'73年の7月号でしたが
BEATLESの特集だったから単発で買っただけで
継続的に買い始めたのは高校に入ってからでした。
onsen.jpg
Crimsonの項でチラッと触れましたが
自分が中学の頃の音楽専科はMUSIC LIFEとは対照的に
お堅い洋楽雑誌というイメージでした。
オーディオ記事とかにも力を入れていた記憶があります。
70年代後半になると急に色モノ的なテイストが濃くなり
それはそれで楽しんで読んではいましたが
同時に迷走している印象も受けたのも事実です。
80年代に休刊になったようですが
ネット検索しても同社の他の雑誌については見つかるものの
大元の音楽専科に関してはほとんど情報がなかったのは
悲しいものがありました。

70年代後半にはrockin' onが台頭してきました。
72年にミニコミのような形でスタートしたroは
自分が最初に買った頃はまだ隔月刊でしたが、
それまでの音楽情報の発信を主としていた音楽雑誌とは異なる
独自のスタイルで人気を博しました。
ただ、当初は新鮮に思っていたそのスタンスも
どこか胡散臭さを感じるようになり結局途中で買わなくなりました。
ある種の音に対する「産業ロック」「ムードプログレ」などといった
渋谷陽一流の侮蔑的表現からも窺えるように
その背景に選民意識にも似た匂いを感じたのも要因の一つ。
それが読者層にも表れており
読者というより信者というイメージが強かったです。
高校の時プログレ好きな同級生でroにかぶれていた奴がおり
「音楽を聴く時はそのアーティストの意図している思考まで
 意識して聴かないと駄目だと思う」(ほぼ原述ママ)
などと宣っていたのには正直ゲッソリしました。
これは極端な例かもしれませんが
roとその周辺を取り巻く俗っぽさを嘲笑するような雰囲気は
我が身を振り返って音楽に対する姿勢を考え直すきっかけにも
なりました(笑)
結局のところ音楽というのは
その音が気持ちいから聴くのであって
何が気持ちいい音なのかというのも人それぞれなわけですから。
2022/03/10(木) 09:41 music PERMALINK COM(0)
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