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2023年最初のブログは
元ZABADAKの上野洋子さんを。

ZABADAK時代は透明感のある歌声に
魅力は感じていましたが
相方の吉良さんとヴォーカルをシェアする
バンド形態がもどかしかった事と
楽曲自体もあとひと捻り欲しかった印象から
あまり熱心には聴いていませんでした。
ソロになってからはコーラスを多重録音した
アルバム「Voices」をリリース。
これを聴くと「声」は最上の「楽器」である事が
よくわかります。

そんな彼女の「声という素材」を最大限に生かし
ZABADAKやVoicesの曲をリミックスしたのが
アルバム「e-mix」。

原曲はZABADAK時代のものですが
このミックスはバックとの不協和音が
水中で光が屈折して届く揺らぎのような
もの凄い危うさを醸し出していてゾクゾクします。
原曲と聴き比べると判り易いかもですね。

こちらは天上の音楽というイメージですが
リミックスver.を聴いた後では
先にも書いた「あとひと捻り」というのを
改めて感じてしまいます。

他にもasterisk名義での活動もしており
実質はソロプロジェクトなのですが
こちらはポップな印象。

ZABADAK時代からアイリッシュ音楽を始めとした
エスニックなテイストがありましたが
ここでもいい感じにポップな曲に溶け込んでいます。

ここからは同系統のアーティストを少々。

エスニックテイストが大好きな曲です。
歌っている河井英里さんは
残念ながら若くして亡くなってしまいました。

これはアニメ「無職転生」のOP曲。

このあたりも曲調をたどればZABADAK/上野洋子に
行き着く気がします。
まあエスニック風味を更に遡れば
久保田早紀の異邦人とかになるのかもしれませんが(笑)

最後にasteriskからもう1曲。

バックでピコピコいってる音がどことなくZNR^^
2023/01/04(水) 12:46 music PERMALINK COM(0)
今回はGangwayを。
'80年代後半、自分が渋谷WA○○にいた頃
お洒落なポップス好きなお客によく売れていた
記憶があります。
デンマークのバンドで・・・あ、これも北欧か。
このブログで取り上げるバンドの北欧率高し(笑)
まずは今回取り上げようと思ったこの1曲から。

2ndアルバムのタイトルトラックですが
ここにアップしたのは1stと2ndの曲からセレクトして
リミックスしたメジャーデビューアルバム収録のもの。
PFMのPhoto of Ghostみたいなものですねー。
BEATLES系の佳曲です。
ただ、今回これを取り上げたのは
前回取り上げたRevolverのデラックス版からの流れで
最近よく聞いているSGT. Pepperのデラックス版に
収録されているこれを聴いたから。

骨格だけのものな分余計に判りやすいですが
原曲と言っても差し支えないレベルですw
更にGangwayのリミックスされた方のver.は
後半にMr.Kiteみたいなエフェクトが入ったりして
なるほど、そりゃ自分も気に入るはずだと
変な納得の仕方をしてしまいました。

彼らの代表曲をもう1曲。

こちらはPVですがいかにも'80年代っぽい映像。
着ぐるみがちょろちょろ出てくるのはI am the Warlus?
とか思うのは穿ち過ぎでしょうか。

このGangway、なんと最近再結成したらしく
先に挙げたSitting in the Parkを演奏している動画が
見つかりました。

渋めのRockとかなら年を取ってからの再演も
違和感はそう感じない気もするのですが
あの甘酸っぱいメロを普通に爺さんが歌ってるのは
なかなかシュールな絵面です^^;
2022/12/17(土) 22:28 music PERMALINK COM(0)
先月、Revolverのスペシャルエディションがリリースされました。
George Martinの息子がリミックスした正規14曲以外にも
おいしい音源が山盛り。
一部はAnthologyで既出ではありますが
今回のリリース前にまず公開されたのは
Johnの仮歌デモ版Yellow Submarineと
Got to Get You into My Lifeの2nd ver。
Got to~はホーンパートがギターで
コーラスもほわわ~んとした感じが面白かったです。


で、欲しいことは欲しいんだけど5CDはお財布事情が・・・
(でも同時に発売されたTシャツは買いましたw)
body_225137.jpg
などと思っていたらApple Musicでアップされて助かりました(笑)
いやー、サブスクありがたい。マジで。
中でも興味深かったのがAnd Your Bird Can Sing。
これ、AnthologyにJohnとPaulが笑いまくってる初期ver.が
収録されているのですが
今回はちゃんと歌っているver.も収録されてました。

Anthologyの時はとにかく爆笑の印象が強かったせいか
他の部分にはあまり注意が向かなかったのですが
今回のver.で改めて聴いてみるとまず注目されるのはギター。
正規ver.ではファズギターがリフを弾いていますが
この初期のver.ではGeorgeの12弦ギターが
全編にフィーチャーされています。
いや、これってかなりBYRDSっぽい、てか
曲名にBirdが入っているし・・・あれ?
BYRDSは「I」ではなく「Y」ですが
そもそもこのバンド名の由来もはっきりしておらず
BYRDというのも古楽の作曲者で
William Byrdという人(大好き)がいたり
月のクレーターの名前だったり、という程度で
そのへんが由来になっているとはちょっと思えない。
とするとBIRDSにするのをひねってBYRDSにした、
というところではないかと。
BEATLESがBEETLESにしなかったようなものでしょうか(笑)
BYRDSがデビューしたのはRevolverリリースの
前年である'65年。
12弦ギター自体はGeorgeがHard Day's Nightの時に
既に使ってますから
RevolverでRoger McGuinnをパクったわけではないと思いますが
BIRDが入っている曲で面白がってBYRDS風にしてみたというのは
ありえるんじゃないかなーなんて思ったりしました。
お蔵出し音源はこういう想像が出来たりするところも
楽しみのひとつですね。
2022/11/30(水) 18:54 music PERMALINK COM(0)
前回3大ギタリストの話が長くなってしまったため断念した
Max Middletonを。
max-middleton-keyboards.jpg

第2期Jeff Beck Group~WiredでBeckのところで
Keyを弾いていた人です。
JBG解散後に結成されたHummingbirdまでは知ってましたが
以降の活動についてはCozyのソロとかで見かけたくらいでした。
改めて検索するとちゃんとソロもリリースしてるんですね。
ただ1stソロが2003年というのは予想外に遅い気が。

Max Middletonと言えばフェンダーローズ、
フェンダーローズと言えばMax Middletonというくらいに
自分的にはこの音の印象が強いです。
とにかく音のセンスが良く上品。
同じくWiredでシンセを弾いていたJan Hammerが
ピッチベンダー多用した派手で下品な音だったのとは
対照的です。
なのでWiredとBlow by Blowだと圧倒的にBlow by Blowが好き(笑)


さて、前述のソロアルバムですがこれまで3枚をリリース。
1stソロ「Land of Secrets」はちょっとエスニック風味のある
スムースジャズという印象。
2ndは2011年の「One Thousand Sails」
1曲目、いきなりシタールとピアノにエスニックなヴォーカルで
ビックリしますが、Maxのフェンダーローズで腰が据わりますw
タブラまで使ってますがインド音楽に流れる事なく味付け程度。
あくまでもこれはMax's Tuneですw


2013年のTwo Cranesは東日本大震災にインスパイアされたものらしいです。
これは1曲目のタイトルトラック。

冒頭のピアノソロが終わるとお待ちかねのフェンダーローズが。
Beckのギターが入ればまんまJBGでも使えそうな曲調です。
ピアノでは凡庸とまでは言いませんが割とありがちな印象。
それがやはりフェンダーローズが出てくると
雰囲気が一変するのは面白いです。
2曲目以降はアルバムのテーマに沿った哀しげなトーンの曲が多く
おそらくそちらがメインで1曲目はアイキャッチ的な曲
という事なのかもしれませんね。
2022/11/12(土) 12:23 music PERMALINK COM(0)
今回はゲーム関連です。
表題の「メメントモリ」はオンラインRPGゲームのタイトル。
ネットで広告を見かけ絵柄と彩色が好みだったので
公式ページで内容を読んでみて予約。
先日正式リリースされました。
平日だとどうしても中途半端になるので
今日(土曜)あたりから始めてみようかと思ってます。

で、何故まだ始めてもいないゲームを取り上げているか(笑)
このゲーム、登場するキャラごとにテーマとなる曲があり
歌を担当しているのは声優さん、歌い手さん、J-POPアーティストなど
様々なのですが、その中でどストライクな歌声に出会ったわけでして。
カロルというキャラクターの曲を担当している「くろくも」さん。
凡百のメジャーアーティストなど翳んでしまうような
伸びやかな声質と表現力は凄いです。

名前だけは聞いたことがあったのですが
興味が出てきたので検索してみるとまた驚き。
10年前にニコ動で歌い手として動画をアップ、
その4年後にキャニオン傘下のレーベルからアルバムデビュー。
この時まだ高校生。
で23歳の現在までにフルアルバム2枚とミニアルバム1枚をリリース。
メメントモリのインタビュー動画や
自身のチャンネルでのお知らせ動画(顔出しはナシ)も見ましたが
喋りは全然普通の子、というか歌声とは別人のような感じで
それだけに歌声が神がかってる印象です。
でTwitterに本人の写真(モザイクあり)がアップされているのですが
これがまた出来過ぎなくらい可愛い・・・神ですか?(笑)
kuro
正直に言って、自分これまで「歌い手」って微妙な存在でした。
ミュージシャンは自分で曲を作ってなんぼっていう考えは
今でも変わってません。
ただ、今回の「くろくも」さんの件で歌い手に対する偏見を
少し改めるきっかけになりそうな気はします。
ミュージシャン/音楽家というよりは
アーティスト/表現者という呼称の方が適切かもしれませんね。

10/23追記
サブスクで2ndアルバムを聴いてみました。
全体のイメージは予想通りのデジタルポップ。
個人的な好みからするとこの手の音って
ヴォーカルがバックに良く言えば溶け込み一体化する、
悪く言うと埋没してしまうので
メメントモリの曲のようにストリングスをバックにした方が
ヴォーカルが前に出て好きなんですよね。
これはホントに個人の好みの問題なので
否定する意図などは一切ありません。
歌唱力の高さは堪能させていただきました^^
2022/10/22(土) 10:33 music PERMALINK COM(0)
今回はSteve Kuhnを。

ECMでの作品が有名なようなので
漠然としたイメージ(ちょっとフリー系の耽美派)は持っていました。
ただ実は実際に音を聴いたのは最近になってから。
それも最初に聴いたのはECMではなく
'66年にImpulseからリリースされたOctober Suiteです。
ピアノトリオにA面は弦楽四重奏、
B面は木管四重奏という編成の作品。
前衛とまではいかないバランス感が
絶妙に気持ちのいい音でした。


で、がぜん興味が出てきたので
当然のようにECMの作品も聴いてみる流れに。
聴くまでは前述のように「耽美派」というイメージでしたが
これがまた聴いてみてビックリ。
ジャズロック、というかプログレじゃん(笑)
AppleMusicで聴いたのは'70年代にリリースされた
Non-FictionとTrance。
この項を書いた時には見つからなかったのですが
今探すとサクッと出てきた・・・。
というわけでTranceからタイトルトラックを。

ピアノは勿論ですがベースの醸し出す浮遊感が快感。

時系列的には順序が逆になりますが
続いては'71年にリリースされたセルフタイトルのアルバムから
冒頭の2曲を。
ECMではなくBuddahからのリリースです。
ジャケがどことなくジャーマンプログレっぽいw

1曲目いきなりエレピですねー。
Ron Carterのベースもカッコイイ^^
そして2曲目。え?ヴォーカルもの?
これもストリングスが入ってるんだ?と思ったら
October Suiteと同じくGary McFarlandの作・編曲でした。
このアルバムはAppleMusicでは未配信。
むー、ストリーミングでちゃんと聴きたいぞ。
2022/09/10(土) 11:42 music PERMALINK COM(0)
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