(※過去ブログより転載)
BEATLESの公式発表曲は213曲。
他にも後日リリースされたAnthologyやBBC Liveに収録されたものをカウントする意見もありますが
自分は「BEATLESが現役だった時に公式に発表された曲」である213曲を
公式発表曲とするのがやはりしっくりときます。
さてファンならおそらく誰もが一度は考えるであろう「BEATLES best 10」
これがまた難しい(笑)
いい曲が多いというのももちろんありますが、
BEATLESってその時によって選びたくなる曲が変わるんですよね。
結局「10曲なんてムリー」って事なんでしょうけどw
ただ「おそらくこの曲は外せないな」という曲はあります。
まずはこちら。
Rubber Soul収録のJohnの曲、と言いたいところなのですが
作曲者については実は諸説あるのがちょっと面倒なところ(笑)
歌詞とVocalは確かにJohnなのですが 作曲についてはJohnとPaulが
それぞれ異なる発言をしています。
Johnは「ミドルの部分はPaulに手伝ってもらった」と言っているのに対し
Paulは後日「メロディは自分が作った」と言っており・・・どっちやねん。
間奏でバロック調のピアノを弾いているのはプロデューサーのG.Martin。
Johnが「バッハのようなヤツを弾いてくれ」とリクエストしたらしいのですが
これが実にいいアクセントになっています。
レコーディングの時はこの半分のスピードで弾き
ミックスの際に倍速にしたためハープシコードのような音になったとか。
さて、もう1曲。
The Beatles(通称White Album)収録の、こちらは間違いなくPaulの曲(笑)
68年にBEATLESがインドに滞在していた時に作曲された曲なのですが
その際Janeも同行していましたからてっきり彼女に捧げられた曲なんだと思っていました。
ところが、実は既に知り合っていたLindaへの曲だったと知った時はなんだかガッカリ^^;
自分、このPaulの優しさが全開された曲が大好きで
娘が生まれた時は産院の病室に小型スピーカーを持参し
娘に最初に聴かせる曲としてこれを選んだのですが・・・なんてこった><
他にも大好きな曲は山ほどありますし この2曲が別格というわけでもないのですが
多分何かしらセレクトする際には間違いなく入ると思います。
(original:2015/8/8)