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BARKSを開いていきなり飛び込んできた衝撃のニュース。
Ian McDonaldが亡くなったそうです。
small-KC1969Marquee7.jpg

総括的にCrimsonのリーダーといえばFrippになるのでしょうが
こと宮殿に関して言うならばMcDonaldが中心だった事は
間違いないと思います。
そういう意味でも自分にとってIanは特別なミュージシャンでした。



Steve Hackett Bandや21st Century Schizoid Bandでの来日で
2度もライブを見られたのは本当に幸運でした。
特に21st Century~の時はリズム隊がGiles兄弟という事で
生McDonald and Gilesでしたからもう大感激。
割と前の方の席だったので目の前でMichaelのドラムにIanのフルート・・・
マジでチビリそうになりましたw
あとPeterがスタイリッシュでカッコよかった^^

(※見に行った東京公演のDVDも発売されているのですが
 アップされた映像が見つからなかったので同時期のカンタベリーでの映像を)
ソロでは初来日だったPaulの'90年ライブ、復活した四人囃子の'89年ライブと並ぶ
生涯忘れられないライブです。

先日、同じくBARKSでCrimsonのドキュメンタリーフィルムの制作記事を見て
どうせ大半は今のCrimsonなんだろうと思いつつも
IanやMichaelの姿もチラッと見えていたのでワクワクしていたのですが・・・

享年75歳。まだ早い。
心よりご冥福をお祈りします。
2022/02/11(金) 14:32 music PERMALINK COM(0)

ZNR

2020年の4月から現在に至るテレワーク生活にも
すっかり慣れてしまった今日この頃です。
そのテレワーク中に聴く音楽も
以前はサブスクでプレイリスト作って流していたのですが
最近はあまり耳に障らない音にしてます。
先日まではSatieを終日流したりしていましたが
ここ1週間ほどはZNRが程よく気持ち良くて使用中。

'76年にリリースされたHector ZazouとJoseph Racailleのデュオユニットのアルバムです。
バンド名は何かの頭文字なんだろうと思っていたのですが
メンバー2人の名前からなんですねw
Zazou N(and) Racaille・・・GunsのGNRと一緒かぁ(笑)
音的には同じフランス人という事もあるのか、電気仕掛けのサティという趣きも。
この曲とかそんな感じですね。

あと、意外なところでは実は「どうぶつの森」のBGMは
このへんをテキストにしてるのでは?と思わせるような感じの曲も。

自分、「どうぶつの森」はDS版しかやった事ないですが
最初にプレイした時に感じた、箱庭のような違う世界での日常感という
ちょっとだけシュールな感覚には合っているような気もします。
2022/01/22(土) 11:57 music PERMALINK COM(0)
2022年も明け早や半月。
限定公開のメインブログには年明け関連で
雑文をアップしたのですが遅ればせながらこちらの音楽ブログも。
メインの方に載せた2曲のうちの1曲です。

浜名湖花博用に制作された音源を集めた「Seventh Garden」収録曲です。
自分、基本的にメロディアスなものが好きなのですが
こういう音数と装飾の少ない音が時おり無性に聴きたくなります。

この清水靖晃というアーティストは
自分がWAVEにいた頃にCrammed DiscのMade to Measureシリーズから
リリースされた、CM曲を集めたアルバムで知ったのですが
お洒落な渋谷というロケもあってか結構売った記憶があります。

このアルバムはCM曲という事もあり耳ざわりのいい曲が多いのですが
他の作品はアヴァンギャルドだったり音響派、はたまた環境音楽やサントラという風に
多岐に渡り先鋭的な作品が多い印象です。
音的には坂本龍一と共通する部分もあるようにも感じますが
坂本よりテリトリーが広いように思います。
その2人が共演している動画があったのでおまけで。

2022/01/15(土) 12:35 music PERMALINK COM(0)
さて、今年もあと数時間で終わりですね。
限定公開でやっているメインブログでは
毎年の大晦日に1年の締めの曲をアップしているのですが
今年は音楽ブログを立ち上げたのでこちらで。

夢に出てきているのか起きた瞬間に浮かぶのかは定かではないのですが
朝 目が覚めた時に頭の中で曲が鳴っていることが結構な頻度であります。
で今朝はこちらでした。

Freeの代表作と呼ばれることの多い「Fire and Water」収録曲です。
自分が高校の時に初めて買ったFreeのLPでもあります。
尤もこの時は既に解散しておりPaul RodgersとSimon Kirkは
Bad Companyで活動中でした。

思うに「British Rock」と言われて先ず一番に浮かぶのが
自分はこのFreeなんですよね。
先に挙げたBad Companyも悪くはないのですが
アメリカ受けを狙ったコマーシャリズムも目に付くので
自分としては断然Free推しです。
うちの会社がまだ外資だった頃の飲み会で
イギリス人部長と「無人島へ持っていく1枚」の話をした時
自分は宮殿を挙げた(Good Choiceと言われましたw)のですが
彼はFreeのHighwayを挙げていたのが印象的でした。

では今年最後の音楽閑話もこのへんで。
良いお年を。
2021/12/31(金) 20:37 music PERMALINK COM(0)
前項でカセットテープの話とか書いたら
懐かしくなってしまい、予定外の番外編を。

中学の頃に買ってもらったのは
ナショナルのラジカセでした。
画像検索するとヤフオクの出品とかで
けっこうあるみたいですね。型番はRQ444。
RQ444
いやー、懐かしい(笑)
このRQ444はもちろんモノラル。
自分の音楽体験のいわば原点です。
音楽用途以外でも、友人グループが集まった時に
これで会話を録音したテープとかまだ手元にありますw
高1の時に入手したGrecoの安いレスポールモデル、
アンプまでは手が出なかったのですが
このラジカセのMIC端子に変換ジャックでエレキギターを繋ぐと
いい感じに歪んだ音が出る、なんて邪道な使い方も発見しました。
2代目のSONYのZILBAPを買ってからの話ですが(笑)
ZILBAP

それにしても音楽もデータでコピーが瞬時に出来る今と違い
当時はまさにアナログでしたね。
高校の入学祝でステレオセットを買ってもらったのですが
listen5
カセットデッキ(ラジカセではなく)は弟が持っていたので
LPやFMを録音する際は毎回弟にデッキを貸してもらい
自分のプリメインアンプに接続。
デッキの再生と録音の二つを一緒に押す必要があるので
再生と録音+ポーズボタンで準備して
レコードに針を落とす時の音が入らないように、
針がトレースし始めてからポーズを解除なんて手順が懐かしいw
しかも勿論アナログですから再生時間=録音時間なわけです。
1枚のLPをダビングするのに40分とか要するんですから
今の若い世代には考えられない話でしょうね。
セレクションテープ(今でいうプレイリスト笑)を作る時とか
LPやEPをとっかえひっかえの手作業、
しかもそのレコードによって音量レベルが微妙に違っていて
都度録音レベルを調整したりと、今思うと大変でした。
でも楽しかったなー。
2021/12/29(水) 17:57 music PERMALINK COM(0)
年をまたいでしまうのは流石に・・・と思い
前回の続きを。
短く書こうと思えば「唯一無二のアルバム」で終わりますし
長く書こうと思えばいくらでも書きたいことはあったりします。
まあ程々に初めて聴いた時の事を書こうと思います。

前回書いたように最初のCrimson体験は
「お前にはまだ早い!」と犬に言われたかのような散々な結果でした。
ただ、この時も本当は宮殿を試聴しようとしたのですが
レコード店(忘れもしない国原)で宮殿が売り切れだったため
次点としてIslandsを聴いてみたわけでして。
それをO師匠に報告したところ
「あー、アイランドは良くないよ」とこれもバッサリ(笑)
で、とにかく宮殿はいいから聴いたほうがいいと言われ
大丈夫かなぁ・・・と思いつつも後日試聴してみました。

最初に変なノイズ音。
「???」とボリュームを少し上げたところで
いきなり暴力的なイントロが。

この瞬間にCrimsonに魅了された、というならカッコイイんですが
この時はとにかく騒がしくて音圧の高い曲に腰が引けてしまいました。
今なら非常に整然としたアンサンブルで組み立てられている曲と
認識できるのですが、この時の印象は「やかましい」曲。

全部この調子の曲だったらキツイなーと思いながら2曲目。

・・・あ、これはいいかも。
1曲目の熱気を冷ましてくれるような曲調に
ちょっと気持ちも持ち直しました。

で3曲目。多分ここで最初にやられました。

メロトロンの響きと哀愁のメロディ。

ここでA面が終わり、試聴もここまで。
B面を聴いたのは後日師匠から借りたLPをKくんに
カセットテープに録音してもらってからだったと思います。

余談ですが中学生だった当時はそうそうLPなど買えず、
音楽好きな連中の間ではLPの貸し借りとテープへのダビングが
音楽を聴く上で大きなソースでした。
なんせレンタルレコードなんてまだ無かった時代です。
そういう意味でもO師匠のライブラリーは宝の山でした。
当時の自分はステレオなんてそもそも持っておらず
手元にあるのはラジカセのみ。
そのため先ずLPを師匠から借りて
それをKくんにカセットへダビングしてもらって聴いていました。
O師匠、Kくん、その節はお世話になりました^^

さて、宮殿の話に戻ります。
B面1曲目、これもメロディアス。
後半のインプロもよく分からないけど何かいい感じw


でラストのアルバムタイトルトラック。

再度きましたメロトロン。
これも音圧が高いですが1曲目のような暴力的な感じではなく
荘厳という言葉がふさわしい。
これは今まで聴いてきた音楽とは何か違うぞ。

・・・と、初めて聴いた時の印象を思い出しながら書いてみましたが、
書きたい事は何も書けてない気もします(笑)
まあ今回は「3大ショック」についてという趣旨ですので
アルバム自体についてはまた別の機会に・・・書けるといいなぁ。
2021/12/29(水) 13:44 music PERMALINK COM(0)
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