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今回はGangwayを。
'80年代後半、自分が渋谷WA○○にいた頃
お洒落なポップス好きなお客によく売れていた
記憶があります。
デンマークのバンドで・・・あ、これも北欧か。
このブログで取り上げるバンドの北欧率高し(笑)
まずは今回取り上げようと思ったこの1曲から。

2ndアルバムのタイトルトラックですが
ここにアップしたのは1stと2ndの曲からセレクトして
リミックスしたメジャーデビューアルバム収録のもの。
PFMのPhoto of Ghostみたいなものですねー。
BEATLES系の佳曲です。
ただ、今回これを取り上げたのは
前回取り上げたRevolverのデラックス版からの流れで
最近よく聞いているSGT. Pepperのデラックス版に
収録されているこれを聴いたから。

骨格だけのものな分余計に判りやすいですが
原曲と言っても差し支えないレベルですw
更にGangwayのリミックスされた方のver.は
後半にMr.Kiteみたいなエフェクトが入ったりして
なるほど、そりゃ自分も気に入るはずだと
変な納得の仕方をしてしまいました。

彼らの代表曲をもう1曲。

こちらはPVですがいかにも'80年代っぽい映像。
着ぐるみがちょろちょろ出てくるのはI am the Warlus?
とか思うのは穿ち過ぎでしょうか。

このGangway、なんと最近再結成したらしく
先に挙げたSitting in the Parkを演奏している動画が
見つかりました。

渋めのRockとかなら年を取ってからの再演も
違和感はそう感じない気もするのですが
あの甘酸っぱいメロを普通に爺さんが歌ってるのは
なかなかシュールな絵面です^^;
2022/12/17(土) 22:28 music PERMALINK COM(0)
先月、Revolverのスペシャルエディションがリリースされました。
George Martinの息子がリミックスした正規14曲以外にも
おいしい音源が山盛り。
一部はAnthologyで既出ではありますが
今回のリリース前にまず公開されたのは
Johnの仮歌デモ版Yellow Submarineと
Got to Get You into My Lifeの2nd ver。
Got to~はホーンパートがギターで
コーラスもほわわ~んとした感じが面白かったです。


で、欲しいことは欲しいんだけど5CDはお財布事情が・・・
(でも同時に発売されたTシャツは買いましたw)
body_225137.jpg
などと思っていたらApple Musicでアップされて助かりました(笑)
いやー、サブスクありがたい。マジで。
中でも興味深かったのがAnd Your Bird Can Sing。
これ、AnthologyにJohnとPaulが笑いまくってる初期ver.が
収録されているのですが
今回はちゃんと歌っているver.も収録されてました。

Anthologyの時はとにかく爆笑の印象が強かったせいか
他の部分にはあまり注意が向かなかったのですが
今回のver.で改めて聴いてみるとまず注目されるのはギター。
正規ver.ではファズギターがリフを弾いていますが
この初期のver.ではGeorgeの12弦ギターが
全編にフィーチャーされています。
いや、これってかなりBYRDSっぽい、てか
曲名にBirdが入っているし・・・あれ?
BYRDSは「I」ではなく「Y」ですが
そもそもこのバンド名の由来もはっきりしておらず
BYRDというのも古楽の作曲者で
William Byrdという人(大好き)がいたり
月のクレーターの名前だったり、という程度で
そのへんが由来になっているとはちょっと思えない。
とするとBIRDSにするのをひねってBYRDSにした、
というところではないかと。
BEATLESがBEETLESにしなかったようなものでしょうか(笑)
BYRDSがデビューしたのはRevolverリリースの
前年である'65年。
12弦ギター自体はGeorgeがHard Day's Nightの時に
既に使ってますから
RevolverでRoger McGuinnをパクったわけではないと思いますが
BIRDが入っている曲で面白がってBYRDS風にしてみたというのは
ありえるんじゃないかなーなんて思ったりしました。
お蔵出し音源はこういう想像が出来たりするところも
楽しみのひとつですね。
2022/11/30(水) 18:54 music PERMALINK COM(0)
前回3大ギタリストの話が長くなってしまったため断念した
Max Middletonを。
max-middleton-keyboards.jpg

第2期Jeff Beck Group~WiredでBeckのところで
Keyを弾いていた人です。
JBG解散後に結成されたHummingbirdまでは知ってましたが
以降の活動についてはCozyのソロとかで見かけたくらいでした。
改めて検索するとちゃんとソロもリリースしてるんですね。
ただ1stソロが2003年というのは予想外に遅い気が。

Max Middletonと言えばフェンダーローズ、
フェンダーローズと言えばMax Middletonというくらいに
自分的にはこの音の印象が強いです。
とにかく音のセンスが良く上品。
同じくWiredでシンセを弾いていたJan Hammerが
ピッチベンダー多用した派手で下品な音だったのとは
対照的です。
なのでWiredとBlow by Blowだと圧倒的にBlow by Blowが好き(笑)


さて、前述のソロアルバムですがこれまで3枚をリリース。
1stソロ「Land of Secrets」はちょっとエスニック風味のある
スムースジャズという印象。
2ndは2011年の「One Thousand Sails」
1曲目、いきなりシタールとピアノにエスニックなヴォーカルで
ビックリしますが、Maxのフェンダーローズで腰が据わりますw
タブラまで使ってますがインド音楽に流れる事なく味付け程度。
あくまでもこれはMax's Tuneですw


2013年のTwo Cranesは東日本大震災にインスパイアされたものらしいです。
これは1曲目のタイトルトラック。

冒頭のピアノソロが終わるとお待ちかねのフェンダーローズが。
Beckのギターが入ればまんまJBGでも使えそうな曲調です。
ピアノでは凡庸とまでは言いませんが割とありがちな印象。
それがやはりフェンダーローズが出てくると
雰囲気が一変するのは面白いです。
2曲目以降はアルバムのテーマに沿った哀しげなトーンの曲が多く
おそらくそちらがメインで1曲目はアイキャッチ的な曲
という事なのかもしれませんね。
2022/11/12(土) 12:23 music PERMALINK COM(0)
今回はゲーム関連です。
表題の「メメントモリ」はオンラインRPGゲームのタイトル。
ネットで広告を見かけ絵柄と彩色が好みだったので
公式ページで内容を読んでみて予約。
先日正式リリースされました。
平日だとどうしても中途半端になるので
今日(土曜)あたりから始めてみようかと思ってます。

で、何故まだ始めてもいないゲームを取り上げているか(笑)
このゲーム、登場するキャラごとにテーマとなる曲があり
歌を担当しているのは声優さん、歌い手さん、J-POPアーティストなど
様々なのですが、その中でどストライクな歌声に出会ったわけでして。
カロルというキャラクターの曲を担当している「くろくも」さん。
凡百のメジャーアーティストなど翳んでしまうような
伸びやかな声質と表現力は凄いです。

名前だけは聞いたことがあったのですが
興味が出てきたので検索してみるとまた驚き。
10年前にニコ動で歌い手として動画をアップ、
その4年後にキャニオン傘下のレーベルからアルバムデビュー。
この時まだ高校生。
で23歳の現在までにフルアルバム2枚とミニアルバム1枚をリリース。
メメントモリのインタビュー動画や
自身のチャンネルでのお知らせ動画(顔出しはナシ)も見ましたが
喋りは全然普通の子、というか歌声とは別人のような感じで
それだけに歌声が神がかってる印象です。
でTwitterに本人の写真(モザイクあり)がアップされているのですが
これがまた出来過ぎなくらい可愛い・・・神ですか?(笑)
kuro
正直に言って、自分これまで「歌い手」って微妙な存在でした。
ミュージシャンは自分で曲を作ってなんぼっていう考えは
今でも変わってません。
ただ、今回の「くろくも」さんの件で歌い手に対する偏見を
少し改めるきっかけになりそうな気はします。
ミュージシャン/音楽家というよりは
アーティスト/表現者という呼称の方が適切かもしれませんね。

10/23追記
サブスクで2ndアルバムを聴いてみました。
全体のイメージは予想通りのデジタルポップ。
個人的な好みからするとこの手の音って
ヴォーカルがバックに良く言えば溶け込み一体化する、
悪く言うと埋没してしまうので
メメントモリの曲のようにストリングスをバックにした方が
ヴォーカルが前に出て好きなんですよね。
これはホントに個人の好みの問題なので
否定する意図などは一切ありません。
歌唱力の高さは堪能させていただきました^^
2022/10/22(土) 10:33 music PERMALINK COM(0)
今回はSteve Kuhnを。

ECMでの作品が有名なようなので
漠然としたイメージ(ちょっとフリー系の耽美派)は持っていました。
ただ実は実際に音を聴いたのは最近になってから。
それも最初に聴いたのはECMではなく
'66年にImpulseからリリースされたOctober Suiteです。
ピアノトリオにA面は弦楽四重奏、
B面は木管四重奏という編成の作品。
前衛とまではいかないバランス感が
絶妙に気持ちのいい音でした。


で、がぜん興味が出てきたので
当然のようにECMの作品も聴いてみる流れに。
聴くまでは前述のように「耽美派」というイメージでしたが
これがまた聴いてみてビックリ。
ジャズロック、というかプログレじゃん(笑)
AppleMusicで聴いたのは'70年代にリリースされた
Non-FictionとTrance。
この項を書いた時には見つからなかったのですが
今探すとサクッと出てきた・・・。
というわけでTranceからタイトルトラックを。

ピアノは勿論ですがベースの醸し出す浮遊感が快感。

時系列的には順序が逆になりますが
続いては'71年にリリースされたセルフタイトルのアルバムから
冒頭の2曲を。
ECMではなくBuddahからのリリースです。
ジャケがどことなくジャーマンプログレっぽいw

1曲目いきなりエレピですねー。
Ron Carterのベースもカッコイイ^^
そして2曲目。え?ヴォーカルもの?
これもストリングスが入ってるんだ?と思ったら
October Suiteと同じくGary McFarlandの作・編曲でした。
このアルバムはAppleMusicでは未配信。
むー、ストリーミングでちゃんと聴きたいぞ。
2022/09/10(土) 11:42 music PERMALINK COM(0)
さて、アニソンの続きです。

サブスクの便利な機能にプレイリストがあります。
テーマを決めて曲をセレクトするのですが
Rock系以外でもアニメのプレイリストも
こそっと作ったりしてますw
アニメは春夏秋冬で4クールが基本ターン。
それに準じて例えば「2022 summer」という具合に
そのシーズンで気に入った曲を集めたプレイリストを
作り始めたのが去年の春から。
AppleMusicを利用し始めたのは一昨年の1月からなのですが
それ以前に気に入った曲がなかったかと言うと
勿論そんなことはなく(笑)
そんな中から今回はいくつか拾ってみたいと思います。

まずは「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」
通称「青ブタ」のED曲

間奏のピアノもいいアクセントになってます。
ヒロイン5人のエピソード各2~3話で1クール13話という
構成となっており、EDもその回のヒロインが歌っていて
これはその5人+劇場版ヒロインを合体させた6人バージョン。
キャラ声による歌唱はそれぞれが魅力的なのですが
とりわけ双葉(画面左から2番目)を演じた種﨑さんの儚げな声が好き。
この人、今年の覇権アニメ候補「SPYxFAMILY」で
アーニャを演ってたかと思えばフルバの魚ちゃんだったりと
幅の広さにもちょっとビックリです。

1曲ごとのコメントは簡単に済ます予定だったんですが
いきなり長文になってしまいました^^;
という事もあり今回はもう1曲だけで。
「神のみぞ知るセカイ」のOP曲。

ED曲はときメモ風のポップな王道ソングでそっちも好きなんですが
このOP曲はオラトリオと謳っているだけあってやたら壮大な曲調になってます。
あと長い(笑)
最初に聴いた時VALENSIAのGaiaを思い出しました。
メロが似てたりするような事はないのですが
狙いどころは近いような気がします。


次回はもう少し曲数を多くしたいと思いつつ
今日のところはこのへんで。
2022/08/24(水) 23:33 music PERMALINK COM(0)
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